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調剤薬局で声がけしてもらった思い出

少し難しい耳の病気になったとき、命に関わることではないもののやはり気落ちして病院に通ったことがあります。
症状も特に体調が悪くなるわけでもなく、外見の変化も痛みも不快さもない病気だったため、周囲からはあまり心配もされていませんでした。
自分としても「痛みがあるわけでもないんだからどうってことない」と考えるようにしていた気がします。
ただ耳が聞こえにくいことはやはりじわじわストレスになっていたようです。
病院でも「悪くなっていないから大丈夫です」「治療は地道に投薬をするしかない」というように励まされて、調剤薬局に薬をもらいに行っていました。
薬局で「聞こえ方はどうですか」と静かに声をかけてもらい、とても安心したのを覚えています。
病院ではきちんと医療行為をしてもらい、薬局では気持ちのケアもしてもらった気がしました。
耳を気遣って、静かに聞き取りやすい声で声がけをしてくれたことも、業務以上の思いやりを感じ、嬉しかったです。

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